
福岡から都城は少々距離があります。ノンストップで車移動でも3時間30分はかかります。新幹線で直結していない宮崎はまだまだ遠く感じてしまいます。(少し前ですけど九州新幹線の「九州がひとつになる」は私は好きではありませんでした)
先日知ったのですがB&S宮崎という新幹線とバスを連携させたものがあるんですね。バスにWiFiもついて便利そうだと思いました。都城北も経由しているようなので福岡からの移動としては選択肢の第一候補じゃないかな。
飛行機だと福岡から宮崎は50分くらいと近いですが都城まではバスか電車での移動が必要です。何れにしても魚会で食べるには最速で3時間〜4時間は必要なのです。
このような距離的問題もあり、頻繁には訪問が難しい魚会さんには鹿児島や宮崎で仕事が入った時に理由付けして伺うことが多いですね。
今回は熊本県人吉で焼酎メーカーの仕事終わりに80キロ足を伸ばして伺いました。
少し時間に余裕があったので初めての都城の観光をすることにしました。あいにくの雨でしたがグーグル検索して出てきた東霧島神社(ツマキリシマジンジャ)の赤鬼のファンキー具合が気になって訪問。誰もいません。雨はしとしと、気持ちよい空気と香りに包まれます。帰って調べたらかなりのパワースポットだという書き込みがありました。雨で石畳が滑りそうだったので散策はほどほどにしましたけど、都城に行かれる際はしっかり事前調査され、この東霧島神社を堪能されてください。オススメします。
短い観光を済ませて都城市栄町にある魚会(さかえ)さんに向かいます。改めて住所みて思ったけど住所が栄だから魚会なんだなと。
都城駅の駐車場に車置き、ロータリー向かい側のお店に向かいます。静かな駅前なので簡単に目に入ってくると思います。
ドアを開けたらいつものように外園義三さんと光神博文さんが笑顔で迎えてくれます。
カウンター7席、個室1つのお店です。訪問の際はカウンター席のご予約をオススメします。
オープンから5年くらいは居酒屋さんスタイルで単品オーダーを受けていたようですが、せっかく良い食材を用意しているのに注文してくれないことが多くて残念!ということで、10年前くらいから現在のコーススタイルへ切り替えたそうです。このコース内容は半おまかせみたいなもので、お客様との会話の中でこれが食べて欲しいなとなったらその場でメニューも変わることもあります。そのコミュニケーションが楽しくてまた行くんですけどね。それにしてもこの二人は楽しそうに仕事をされます。外園義三さんが主に調理され、光神博文さんが調理サポートとフロア周りを担当。息もぴったりあっていて、このお二人の笑顔に会いに行く目的だけでも都城に行く価値はあります。2年前にこちらを初訪問した時の感想は、楽しいな〜 そうかやっぱり笑顔だよな〜って思ったこと。それから地方でのカウンター食事時の面白みでもありますが様々な年齢や嗜好のお客さんが混在することがあります。その時も魚会さんはその方々に笑顔で答え、その方の好みの調理を考え、量も調整しながら、笑顔でお皿を出す。これでまずいなんてことはないでしょう。
お料理は9品か10品くらいは出てきます。いずれも日本料理を勉強された、食べ歩き経験を感じられる、とても好感の持てる味です。しつこいですが料理を出される時に笑顔も加わり2割は美味しく感じるでしょう。
私は日本酒かワインを食事中に飲みますが、メニューリストから選ぶ常套手段と、隠し持っているお酒もたくさんあるようでなので、好みを言えば料理に合わせて出してくれるはずです。
補足事項
1、食事時間は3時間以上かかりますから時間にゆとりがある時が楽しめるでしょう。もちろんカウンターがおすすめです。
2、宿泊は歩いてすぐのところに比較的安いホテルがあり便利です。
3、お正月には御節があります。
4、モーターホーム(キャンピングカー)で行かれる方は道の駅都城も10分程度です。
※写真は事前に内容を説明し、許可を得てから撮影させて頂いてます。(2017年5月24日訪問)

お料理 魚会(さかえ)
宮崎県都城市栄町18-1
TEL/FAX 0986-24-5587
営業時間 18:00~
休業日 火曜日
必ずご予約をお願いします。営業時間/休業日店休日なども変更される場合がありますからお電話にて確認を。