ご予約を1日前までにお願いする理由 新屋敷 幸福論(熊本)

熊本市現代美術館、鶴屋百貨店付近から白川沿いを抜けて歩いていけば25~30分くらい。街中から外れた閑静な住宅街にあります。

タクシーだと10分くらいですが、夕刻の熊本市内は混むので少しプラスした方がいいですね。特に国道3号線は混むことが多いので注意です。

新屋敷幸福論さんには移転前に一度食事したきりでした。使われていた器が気になりそれが天草の朝虹窯と教えて頂いたこと、どことなくスカした感じが馴染めなかったことを覚えてます。ちなみに私はよほど相性が悪くない限り、自分が気になって訪問したお店には2度伺うことを心がけています。その理由は私の体調が万全ではないこともあるし、その逆でシェフの精神面も含めて万全ではないこともある、季節が悪く食材も芳しくないこともあるでしょう。そういった理由で気になったお店には2回訪問ルールとしています。熊本では鮨 仙八に時折顔をだしますが、その親方と新屋敷幸福論の話になることがあり、その後行けてないことを思い出したので予約を入れました。複数回通って分かったことは新屋敷幸福論さんはスカしていたのではなく、内気な性格が災いしてお店の理念や情熱を伝えきれずにいたのでした。

幸福論さんがオープンから守り通している前日ご予約へのこだわりについて。

1、食材の鮮度と肉を焼く時間を大切にしている点。例えばメインの肉料理はお客様が来店される1時間30分前に冷蔵庫から出して常温にもどし、スチームオーブン低温で肉にストレスを与えないように50分から1時間かけて焼くので、当日直前予約となったらメインを食べる時になっても肉が完成していないことになります。九州でも、どの地区もそうだと思われますが「今から行くけん!」みたいな方も多いので、百歩譲って対応することもできるでしょうけど。譲らない根性があります。

2、予約時の情報を元に来店されるお客様の利用シーンなど、お迎えする準備やおもてなしの心を大切にされている。

3、ここがこのお店の良いところでありますが、ゴミを出したくないということ。できる限り無駄を少なく、食材の劣化もなく、自然環境の事も考えた上でのお店を営んでいきたいということ。余分に仕込むことは反するので直前では受けられないということですね。

前日予約という時点である程度のことは分かったけど、地球のことまで考慮しているとは思わなかったです。この理念を変えずに7年目に突入されてます。誠実なお店でありご夫婦だと思います。

オーナー兼料理長の都原慎司さんは熊本県玉名出身。関西圏11年、東京5年、パリ1年、横浜1年と修行され、熊本に日本料理の素晴らしさを伝えたく、新屋敷で独立。4年目には同じく新屋敷に微妙な距離の店舗移動されて現在に至ります。料理はモダンな日本料理です。パリでの経験と体験も垣間見えます。カウンター内の厨房は全て見渡せる中で調理されてます。すべて裏までご覧くださいというスタイルです。(法善寺横丁 き川さんの厨房雰囲気をどことなく感じます)飲み物もご夫妻でセレクトされた日本酒、焼酎、ワインで楽しめると思います。現地情報として熊本の料亭状況は熊本地震の影響で老舗料亭の料亭菊本、新茶屋などが廃業され、熊本の日本料理界は寂しい状況にあるとのことです。そこを活気あるものにしていきたいとのこと。幸福論さんには食の至福についてお客さんと論じながら進化してもらいたい。手を入れすぎない自信と大胆さが加われば、わざわざ熊本に立ち寄りたくなる肥後の日本料理へとなるでしょう。

補足事項

1、1日前までにご予約を。

2、ランチに訪問したことはありません。評判はいいようです。

3、熊本らしさが自然体になったなと、肥後の日本料理です。(2018年7月5日時点のコメント)

4、フロア担当の奥様の幸恵さんは表千家のお茶マイスターです。

5、カウンター席をおすすめします。

6、正月はおせちもあります。

※写真は事前に内容を説明し、許可を得てから撮影させて頂いてます。(2017年7月6日訪問)

新屋敷 幸福論 都原慎司さん

新屋敷 幸福論

郵便番号862-0975 熊本県熊本市中央区新屋敷3-8-6

電話&FAX 096-366-6566

営業時間 昼 毎週 水・木曜日のみ 12時00分からの一斉スタート/カウンター8席限定 前日までのご予約制

     夜 18時30分~21時00(L.O)前日までのご予約制

休業日 不定休

必ずご予約をお願いします。営業時間/休業日なども変更される場合がありますからお電話にて確認を。

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