30年ほど前だったか、神戸市内で三田牛を食べ、こんなにうまい肉があるのかと感動した三田にあるお店です。
奈良県橿原市の懐石 森本さんで「こにし家」さんの噂を耳にし、必ず伺うぞと決めた2017年春が初食になります。
こにし家さんはJR三田駅北口より徒歩5分程度。大阪駅からも新神戸からも電車で40〜50分ですから、三田はそれほど遠くはないですね
このお店の訪問回数がまだまだ少ないのでどう紹介すれば伝わるのかを掴めずにいました。
(年明けに書き始めたのですが悩んだところで止まってました)
現時点の見解は、予備知識としてお店のサイトを軽く確認して頂き、https://www.konishiya.net
予約時に、どこから来て、どれぐらい食べるのかを最低情報として伝え、あとは当日カウンター越しに会話を楽しみながら食せば、
たぶん!最高の夜になると思われます。あらかじめ準備された料理もありますが、会話内容で料理内容もお酒も変化していくでしょう。
お客様によって変化するお店なのです。身を委ねるのが一番の懐の深いお店なんです。
最初の訪問時から変わらず「こにし家」さんで感心するのは、1973年に開店され今年で46年目の父 熹志 侑紀但さんと、2007年から入られた息子 小西 智允さんとの信頼関係。百戦錬磨で鍛え上げられたお父さん独自の日本料理と日本酒の目利き、そこに京都などで修行されてお店に入られた息子さんの技術力とワイン力も加わって隙なしです。
よくありがちな代を譲るまでは先代の店、代が変わったら息子さんの店って感じではありません。お互いをリスペクトし、仕事の領域も上手いことミクスチャーされて、それぞれの力とアイデアの調和もとれたベストバランスのお店なんです。
それにお母さんの温もりも加わって、良い家族、良いお店感満載です。
わたしが家族で営まれているお店が好きというのもプラス効果しているかな。
醸造酒がお好きで、飲みもするけど食事もたらふくって方には天国みたいな対応してもらえますし、少量しか食べない方でも満足いく食し方を提案してくれるでしょう。今年はまだ行けていないのでそろそろ伺いたいな。(2018年5月18日、特に軟莢種のえんどうが最高でした)
補足事項
1、百戦錬磨の引き算の日本料理です。
2、貴重な日本酒などがあります。
3、希望すればナチュールワインも織り交ぜながら日本料理に気持ちよく合わせてくれます。
4、食後にお父さんからのサプライズ。京都宇治の玉露は最高!
5、カウンター10席 お座敷約16席、駐車場に5台停められるスペース。
※写真は事前に内容を説明し、許可を得てから撮影させて頂いてます。(2017年11月15日訪問
御料理 こにし家(konishi ya)
兵庫県三田市三輪1-13-28
0795-63-5248
営業時間 お昼は、ご予約のみ営業
18時~22時30分
休業日 月曜日
必ずご予約をお願いします。営業時間/休業日なども変更される場合がありますからお電話にて確認を。
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